私が仕事を始めた頃は男性保育士は職場に一人もいませんでした。保育士を始めて3年くらいしてから少しずつ男性保育士が入って来るようになりましたが、3年間に1人くらいのペースでした。なので、各園に1~2名くらいしか居ない貴重な存在の男性保育士。まだまだ少ない男性保育士が増えることを願って、私が見た男性保育士のスゴイ所を紹介して行きたいと思います。
- 体を使って遊んでくれる!
- 力仕事
- 人間関係
1.体を使って遊んでくれる!
子ども達は男性保育士が大好きです!特に男の子にとっては、男性ならではの発想で、魅力的なあそびや、ダイナミックなあそびなど提供してくれたり、一緒に遊んでくれたりする先生は憧れの存在でもあります。サッカーや野球、鉄棒や縄跳びなどもお手本を見せてくれるだけで、「かっこいい!」と思った子ども達が「やってみよう!」「頑張ってみよう!」とやる気になってくれるのです。
また、子ども達が1番喜ぶのが、抱っこしてぐるぐる回ったり、肩車をしてもらったり、体力や力が必要な遊びです。女性では限界があるので、本当にすごいなと関心すると同時に羨ましくも思います。
男性の中にも苦手な人は居ると思いますが、「虫」関係です。触れる、持てる、捕まえられる。これは、子どもにとっても、大人にとっても尊敬されます!!本当に助かります!!
2.力仕事
女性の多い職場なので、毎回頼んでしまって、申し訳なく思うのですが、蓋が開かない、重いものを運ぶなど本当に助けられます。これは子ども達にも周知されていて、困った時は、男性保育士を探しに行き、頼む姿が見られます。
高い所に登るのは女性でもできますが、手が届くか届かないかくらいの高さの物や、高い所に仕舞ってある重い物などは取ってもらってとてもありがたいです。
3.人間関係
女性が圧倒的に多い職場で仕事をするのはとても大変だと思います。気を使うことは私達の何倍だろう?と図り知れません。孤独に感じることもあるかと思います。そんな中、周りともうまくやって、仕事をする男性保育士は本当にスゴイです!
男性の保護者にとっても気軽に話しやすいと思います。子どもの相談から、地域の話など窓口になってくれることもあります。参観日や親子遠足も男性保育士が居ることで、お父さん方の参加もしやすくなると思います。
まとめ
メディアなどでは、男性保育士の不適切な行為が取り上げられるのを目にします。本当にその行為をした人間に対しては許せないですし、保育士になってはいけない人だと思います。しかし、男性保育士の印象が悪くなってしまうのはとても悲しいことです。男性保育士の良い所を知ってもらうきっかけになれば嬉しいですし、男性保育士さんにとっても応援になれば嬉しいです。