子どものやる気スイッチ②

コツ

保育園での子ども達の「やりたくない」と思う場面はたくさんあると思います。そんな場面で怒ったり、脅したりせずに子ども達が自分から「やろう!」と思ってくれる方法を場面ごと私の経験をお話ししたいと思います。
子ども達は「遊び」が楽しいので、その他のことが面倒くさく、「遊んでいたい」と思うのだと思います。様々なやり方があると思いますので、やり方の一つとして、参考にしていただけたらと思います。

  1. トイレが嫌!
  2. 片づけが嫌!
  3. 給食が嫌!
  4. お昼寝が嫌!

1.トイレが嫌!

トイレトレーニングを始めると、トイレに行くことを嫌がる子も出てきます。遊びを中断して誘う時もあるかと思います。そんな時は遊んでいたおもちゃも一緒に持って行ったりしました。衛生的に問題なのであれば、シュッと消毒(除菌)すれば済むことなので、子どもの気持ちに寄り添った対応をしたいと思います。他にもトイレの雰囲気が嫌な子もいると思います。照明を明るくしたり、良い匂いにしたりするのも良い方法だと思います。また、子ども達の好きなキャラクターの切り抜きや絵を飾っておくのも効果的ですし、その絵も頻繁に変えると、子ども達の興味を引くので、「トイレに行こう」と思うきっかけになると思います。

2.片づけが嫌!

遊びに夢中になっているので、片づけが嫌な子はたくさんいます。切り替えが苦手な子に対しては、次の活動の時間が決まっているのであれば、事前に知らせたり、「もうじき片づけの時間だよ」と予告しておくのも良いと思います。片づけ自体が苦手な子も多いと思いますので、片づけ自体も「遊び」にできれば、自分から進んでやってくれるかもしれません。
ゲーム感覚で競争したり、色合わせ型合わせのように片付ける場所に工夫をするのも良いと思います。車の玩具は駐車場。電車の玩具は車両基地。お人形はお家の中など、ごっこ遊びの世界感を片付ける場所にも設定しておくのも良いと思います。
ブロックや、砂で作ったケーキなどせっかく作った物を壊して片付けるのも嫌ですし、壊されてしまうのでは・・・という不安もあるので、室内にも戸外にも作った物を置いておくスペースや棚を用意しておくのもよいと思います。
また、音楽や好きな曲を聞きながら歌いながら片づけをするのも、気分が上がったり、やる気に繋がる子もいました。

3.給食が嫌!

給食が嫌な理由としては、「まだ遊んでいたい」「嫌いな食べ物がある」などがあります。苦手な食については、子どもと相談し、どのくらいなら食べてみようと思うのか、どの位減らすかなど一緒に決めたり自分で盛り付けたりするのが良いと思います。お腹が空いていない場合も自分で盛り付けるのは良い方法だと思います。
給食より遊びの方が魅力的な場合は給食をレストランごっこにしたり、お当番活動をするのもやる気に繋がると思います。また、チケットで食券を作ったり(これは手間がかかります 汗 )するのも楽しい環境をつくれると思います。

4.お昼寝が嫌!

お昼寝が嫌で朝、登園を嫌がる子はたくさんいると思います。眠いし、眠れるのですが、「嫌!」という子がたくさんいます。「静かにしなきゃいけない」「つまんない」という気持ちなのだと思います。また、入園したばかりの子はお昼寝の文化にも慣れてないので、心細く思うこともあると思います。体を休めるのが目的な時間なので、私は、音が出ないものであれば、ぬいぐるみや安心できる布など、持って布団に入るようにしました。また、とんとんして欲しいけれど、順番を待っている子は布団の中で絵本を見て待っているようにしました。眠くないのに、布団の中で静かにしていることは苦痛な子もいると思います。ある程度、体を休めたら起きて静かな遊びをするようにしていました。これらをしたことで、朝、「お昼寝が嫌!」という子はいなくなりました。

まとめ

その時はうまくいっても、その日によって子どもの気持ちもちがうので続かなかったり、うまくいかなかったりします。また、必ず子どもは飽きるので、やり方を変えたり新しいアイディアを考え続けなければならないと思います。余裕がないと、考えても思いつきませんよね(T_T)また、私の経験を記事にしたいと思いますので、参考にしていただけたら幸いです。

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