保育士の仕事を辞めてしまった私ですが、働き方が変われば、続けたいという気持ちがありました。きっと少しずつであれば変えられるのだと思いますが、大きな変化を求めてしまい、ストレスを感じてしまっていました。どうして変えられないかはそれぞれの保育園や自治体により理由が違うと思いますので、今回は実現不可能かもしれませんが、「こんな働き方ができたら最高!」と思った働き方を紹介したいと思います。共感していただけたら嬉しいです。
- 週休3日
- 1時間毎の休憩
- 8時間勤務
1.週休3日
1番の理想は1日おきの休みで週休3日です。働いて、休んで、働いて、休んで・・・くらいだと仕事のパフォーマンスが確実に上がると思いました。まとまって3日休むのは人員配置的にも難しいと思いますし、3連休よりは2連休と他1日の方が心にも余裕ができて良いと思います。これは、今より保育士の人数が必要ですし、「クラス担任」「責任者」など子どもを把握することに課題が生まれると思います。
週休3日で働ければ、土曜日や日曜日、祝日などの希望保育も職員全員で当番で回すこともできると思います。保育士の「体力」や「疲れ」などを考慮すると、週休3日は理想です。
2.1時間毎の休憩
私の保育園では休憩はそれぞれ自分たちで工夫してとってください。という状態で、はっきり時間や場所が決まってはいませんでした。時間としては子どもが昼寝をしている時間が「休憩時間」という概念だったと思います。子どもの様子によって難しいかもしれませんが、1時間ごとには休憩が欲しいと思っていました。例えば休憩時間を10分とすると、8時間勤務で、合計70分・・・1日の休憩時間としては長いのかもしれませんが、必要だと思います。また、1時間毎でなくても、2時間毎で15分でも良いですし、息継ぎのように休憩がしたいという願望です。仕事が立て込んでいる時は休憩に入らず続けたいという場面もあるので、休憩に入りたいときに入れると良いですが、保育の現場では職員が自由に休憩に入ってしまったら、人手不足の時間ができてしまったり、その把握が難しいです。やはりある程度休憩は決まった時間で取るようにし、代わりの保育士が必要だと思います。
3.8時間勤務
保育園には早番と遅番があります。早く来たら早く帰れるものではなく、超過勤務で手当てがでるものでした。その分お金がもらえるのですが、保育の仕事を8時間以上行うのはとても疲れてしまいます。これは人それぞれ意見は分かれると思いますが、私は8時間が限界でした。
シフト制の働き方は近隣の市町村でも導入されていましたが、私の職場はシフト制ではありませんでした。これも、働いている人の中にも賛否がありましたので、難しいのかもしれませんが、勤務時間が延びるのは事故にも繋がる要因だと思います。
まとめ
保育園の働き方を変えるのは組織も大きくとても難しいことだと思います。私の場合はお金より、休憩や休みが欲しいと思っていますが、若い体力のある方はお金を増やして欲しいと思うでしょう。それぞれ働き方が違うとそれを取りまとめる立場の人が大変だったりしてしまい、1つ理想を上げ「できない」理由が出てきてしまい、諦めてしまいます。どうすれば、変えられるのでしょうね・・・(T_T)私も諦めて仕事を辞めてしまったので、離職者が増えてしまわないか心配です。