療養休暇の取り方

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私は在職中に療養休暇を2回取得しました。1度目は「ヘルニア」の手術のために1か月半。2回目は「慢性疲労」で3か月。
療養休暇というものがあることは知っていましたがどんな手続きをするのかなど詳しく知りませんでした。療養休暇をどうやって取得するか分かっていれば、いざという時にスムーズに事が進み、ただでさえ体調が悪いのに余計な体力や気を使わなくてすむと思います。療養休暇を取得した時のお話をしたいと思います。

〇言いだしづらい雰囲気があるので気づいてもらう
〇気療養休暇に入ったら復帰できなくなるのではないかと不安に
思ってしまうが、大丈夫!

〇療養休暇中何してた?
〇リハビリ→復帰

言いだしずらい雰囲気はあるが、自分で言う!

常に忙しく人手不足の職場を見ていると体調が悪くても、「もう少し頑張れるかも・・・」と無理をしてしまったり、なかなか言い出せずにいる人も多いと思います。実際に私自身も限界を迎えたから言い出すことができました。
体の不調(ヘルニア)の時は、病院を受診し医師に相談した結果を園長に伝え、緊急性のある手術ではなかったので、職場の都合にも合わせ、期限も決めて療養休暇に入りました。期限が決まっていたので、保護者にも伝えることができました。この時は休みに入る前に課長と面談をし、手術後に診断書を総務課に提出しました。
心の不調(慢性疲労)の時は、本当に急で「明日から出勤できません」という状況でした。この時の私の場合はお昼頃から涙が止まらなくなり、心配した園長が声をかけてくれ、別室で話をしました。園長から療養休暇に入ることを進められました。その日のうちに園長と課長と一緒に総務課へ行き、自分の体調を説明すると、「すぐに休みましょう!」ということになり、診断書も郵送で送れるように封筒などの準備もしていただきました。

療養休暇に入ったら、復帰できなくなるのではないかと不安になるが大丈夫!

気を張り詰めて仕事をしている状態で休みに入ったらもう出てこれないのではないかと不安になります。私も園長先生から「休む?」と聞かれたときに「休んだら出て来られなくなりそうで・・・」と答えると、「その時はその時考えよう!」と言われ、気が楽になったのを覚えています。
実際に休みに入ると「職場に迷惑をかけてしまった・・・涙」などいろいろなことを考えて落ち込みましたが、体力が回復するに連れ、気分も晴れてきて、前向きにポジティブに考えられるようになってきました。
心の不調から早めに休ませてもらったことも良かったのだと思います。どうしても考えてしまう職場のことも意識して考えないようにすることもできるようになりました。結果的には2か月しっかり休み、3か月目にリハビリ出勤をして復帰することができました。

療養休暇中何してた?

療養休暇中(心の不調の場合)は総務課に提出する書類として、1週間ごとに体調などを記入する用紙を郵送で送ります。心の不調なので書けない人は家族の代筆で良いそうですし、書く項目もとても少なく、こちらに負担のないような書類です。その用紙の内容を総務課が確認し、体調が良くなって来たら電話で連絡が来て、今後の話をします。この時点で電話はできるが、面談ができる状態でなければ、療養休暇も延びていきます。私は1か月ほどたって面談をしました。復職することへの不安を相談し、総務からも復職するにはまだ早いという判断で、もう1カ月療養休暇を延ばしてもらいました。
療養休暇中は最初は体を休め、寝たいだけ寝て、テレビやYouTubeを見るなどして生活リズムは気にせずに過ごしました。気持ちが晴れ始めた頃に早寝早起きを意識し生活リズムを整えたり、近所を歩いて散歩をしたり、と体を動かすようになりました。自然を感じたり、体を動かすことは心の不調には良い影響を与えたように感じました。

リハビリ→復帰

2か月休み、3か月はリハビリ復帰をしました。総務課でスケジュールを組んでいただき、最初の1週間は2時間。2週間目は半日(4時間)。3週間目に1日。という日程で出勤しました。この時に、「辛い時は休んでよいし、途中で帰っても良い」と言われていましたので、気が楽になり通うことができました。もちろん「行きたくないな・・・」と思う日もありましたが、「2時間なら」「半日なら」と頑張ることができました。この時は、笑顔で仕事ができることに自分でも嬉しく思っていました。
リハビリ出勤は療養休暇3か月目なので、交通費が出ないことと通勤時の事故は保証されないとのことでした。
こうして私は3か月の療養休暇で復職することができました。復職後1か月間は超過勤務をさせない(しない)ということで、配慮していただきき、毎月総務の方と面談をし、アフターケアもしていただきました。

まとめ

療養休暇は3か月までは給料が満額もらえます。4か月以降も8割もらえるそうなので無理せず復職を焦らず、体や心を治すことに専念していただきたいと思います。
私が非正規職員の頃は非正規職員には療養休暇はありませんでしたが、今は非正規職員にも傷病手当が出る所が多いそうです。ご自身の職場に確認していただき、安心して仕事ができるといいですね。

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